治療に必要なのは生薬の質。土から種からこだわります。
本草閣では、江戸時代 尾張本草学で華やいだこの地から、約190年間、未来を繋ぐ漢方で皆様の健康に寄与させていただいております。
江戸時代に最盛期を迎え現在も愛され人々を健康のサポートをしている漢方ですが、現在の日本の生薬会は瀕死の状態にあります。生薬の品質は圧倒的に下がり、世界的にも最高品質を栽培加工出来る日本伝統方法を継承する者がおらず、また品質鑑定の出来る専門家ももう極小人数になっております。
本草閣では、この日本の伝統医学である「本当の漢方医学」を伝承する事を使命とし、効かせる為に一番必要な「生薬の質」を次世代へ伝承しようと、30年前より生薬栽培に取り組んでおります。
契約農家による生薬品質向上と環境への取組
1最高品質を次世代へ伝承
江戸以前から伝承される世界でも最高品質である日本古来の品種・栽培方法・加工方法を次世代へ伝承します。
2完全無農薬栽培・有機肥料無
生薬栽培において、持続可能な村・生活・環境にするために完全無農薬栽培・有機肥料(無使用生薬部位を発酵し肥料として循環)を実現。
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生産者への安全
栽培者の農薬による被ばくを皆無に。
一時的でなく持続的な生産にて生活を保障します。 -
消費者への安全
伝統的栽培による、生薬が本来持つ栄養素を含有した無農薬生薬を提供します。
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地球への安全
無農薬の為、水・空気・土壌など汚染されず地球への生物多様性保全を保証します。
お問い合わせ
本草閣が長年培った経験・知識・技術などを、これまで以上に多くの方に届けたいと考えております。 それには私たちだけでは実現することが難しいことが多々ございます。
そのため、現在本草閣では私たちの理念・想いに共感いただける企業様と一緒にお仕事をしていただけるパートナーを探しております。 もしご興味のある企業様がいらっしゃいましたら、是非下記のフォームよりご連絡ください。
契約農家様
本草閣では、三七(田七)人参をはじめ、特定の農家様と契約し、数々の漢方薬原料を栽培しております。
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苗族(ミャオ族)の歓迎
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現地にて品質を確認し、栽培指導を行っております。 実際に日本でも農薬などの検査も重ねます。
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現地にて収穫時期に収穫。これは三年根の三七人参。 三年根といえど、大きさはそれぞれであり日光や温度などにより大きく異なる。本草閣では、大きさの基準も設けている。隣は実際に三七人参を管理している現地スタッフ。
海外医学交流
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中国の学会発表での懇親会件質問会での一コマ。中国の医師と本草閣 秋山が漢方薬の効能効果や症例について議論を交わします。
国内・海外漢方原料確認視察
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大和当帰。中国から伝わり日本独自に発展した漢方は、風土や環境や文化等の理由から中国と日本で頻用される漢方薬原料が異なります。つまり、 すべてではありませんが、日本人には日本産生薬が適している事がよく見けられます。
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市場にて。町全体で薬草栽培をしており大変賑わっております。
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学会での原料確認。漢方薬原料はより良質で安全なものを目指し、実際に提供する服用いただく漢方薬はその方に適した最善のものを。 原料も漢方知識も同じくらい大切と実感しています。
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漢方原料市場
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桂皮産地にて。有効成分の精油がふんだんに入っていますので、実は案外ツルっと剥けます。1つ1つこの様に皮を剥いています。
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約30年の経皮。一度皮を使用した桂皮はもう根元から切り取られます。桂皮を栽培する農家の方達が、毎年必ず何千本と植林し育てる理由は、20~30年後の孫の代の為。家族の絆が強い。
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1つ1つ本草閣基準に適した生薬を選別し、その後また洗浄し日本へ送られます。
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薬草栽培はこの様な山奥で行います。日本から飛行機と車を何回も乗り換え乗り換え、計48時間以上かけた場所にあります。このあたりの方は、日本人など見たことの無い人方ばかりですので私達が大変珍しい様です。
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栽培スタッフの方々と。
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アジアの国の1つ。またまだ町は発展途上です。
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スタッフの娘さんと。殆どの方が家族で薬草栽培経営をしています。
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野生の生薬は、ジャングルの様な森の中に生えています。やはり野生の効果は非常に高い。