本草閣クリニック > 根治を目指す治療と症例・実績 > 東洋医学×西洋医学 > 東洋医学の役割 東洋医学の役割
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1. 解毒により腫瘍などを治療する
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2. 免疫レベルを改善する
1. 西洋薬副作用を改善
抗がん剤などの西洋薬は効果がある一方で、副作用に悩まされるために治療を中断せざるを得ない患者さんも少なくありません。本草閣クリニックでは、漢方薬が西洋薬の副作用緩和や体力温存に効果的であると考え、個々の患者さんに合わせた漢方薬の併用を推奨しています。
これにより、腹水、倦怠感、食欲不振、体重減少、貧血、悪心、下痢、便秘、多臓器不全、腎機能・肝機能低下、脱毛、息切れ、呼吸苦などの症状に対応し、患者さんが副作用に悩まされることなく治療を継続できるようサポートしています。
2. 瘀血(腫瘍)の治療し免疫力アップする
東洋医学では癌(がん)を「瘀血」(毒)とみなし、その毒を解毒することで抗癌(がん)作用を発揮すると考えられています。
当院では、三七人参などの効果のある生薬を組み合わせることで、相乗効果を生み出し、癌(がん)の治療と免疫力の向上を目指しています。
3. 抗腫瘍作用
生薬の中には、量を調整することで抗腫瘍作用を発揮するものがあります。
紅豆杉(パクリタキセルの起源)や高麗黒人参(コンパウンドK・ジンセノサイドRh2を含有)などを用いて、個々の患者さんに合った処方で効果的な治療を行っています。
4. 全身の血流改善
東洋医学では、様々な生薬の組み合わせや鍼灸により、全身の隅々まで血流を改善することが重要視されています。
牛黄などの生薬を用いて、毛細血管までパワーを届けることで、体の元気を取り戻すことを目指しています。
5. 精神的緩和
東洋医学は、身体だけでなく精神面にもアプローチします。
鬱や適応障害などの精神的な症状にも対応し、高麗黒人参などの生薬を用いて心身のバランスを整えていきます。
データ分析の西洋医学と、個々と向き合う東洋医学のコンビネーション
秋山医師からのメッセージ
医師になってから24年以上西洋医学での予防医学を含め多くの科を経験し、今では漢方の効果と必要性を感じ20年経ちました。
実際、治療にあたり漢方の知識だけよりも西洋医学の生きた情報と臨床経験がある事で、多くの選択肢が広がりより良い治療提案が出来ます。
例えば、西洋の各検査(血液検査・画像検査等)を用いて生理学的に分析する事は、患者さんの身体をデータに沿って客観的に把握する上で大変有益です。ただ、この西洋の血液検査は1つ1つの状態を明確に数値化してくれますが、体格の細い35㎏のおばあちゃんやプロレスラーの様な大柄な方、また敏腕経営者の気力のある方と精神的に元気のない方など、個々の体質や気力の強さ・生活環境などを考慮しないため、それ以上の情報が測れません。
ここで漢方の出番です。漢方は個々の個人の全体像を「証」として診るため、この西洋医学では明確化できない主観的部分を補ってくれます。
「見」「触」「聞」「香」事で様々な情報を得ることが出来ます。お逢いした際のエネルギー量やその巡りを観ることで「免疫力」と「解毒力」を測っています。
データ分析による対処療法が得意 西洋医学視点
- 胃カメラをしてピロリ菌や潰瘍の有無を確認。
- ピロリ菌からの胃潰瘍であるため、ピロリ菌を除去する薬を飲む。
データや画像を観て分析・診断
- 血液検査
- 画像検査
- 尿検査
各検査(血液検査・画像検査等)を用いて生理学的に分析
個々と向き合い根本治療を目指す 東洋医学視点
- どうして胃潰瘍になったのか。
- 免疫力と解毒のバランスはどうなのか。
お顔を拝見し話す*ことで瘀血の免疫力の度合いと解毒度合いを全体像で診る
- 見る
- 触る
- 聞く
- 香る
※…オンラインでも可能
多くの情報を得る事で
より良い治療提案とスピード感が可能