本草閣クリニック > 根治を目指す治療と症例・実績 > 症例・実績 【腎臓】 症例・実績 【腎臓】
腎疾患に出来る事
- 慢性腎不全、糖尿病性腎症、ネフローゼ症候群など病態の腎保護効果
- 浮腫、頻尿、乏尿などの水の蓄積などの緩和
- 透析中にでる冷え・倦怠感の症状緩和
目次
糖尿病性腎症
病名
- 糖尿病性腎症
悩み
- 腎機能の維持
経過
15年前に糖尿病指摘3され治療開始し、3年前から腎症指摘されクレアチン値が1.8前後を推移しているとの事であった。糖尿病はきっちり管理されておりHbA1c値6,2前後を推移していた。漢方薬を開始したが自覚症状は殆どなく採血結果でフォローした。内服開始から4年経過しているがクレアチン値は1.9〜2.1を推移し大きく悪化はない状態が続いている。
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透析中の方
症状
- 倦怠感
経過
3年前に人工透析に移行したが、倦怠感が強く生活に支障が出ているため相談を受ける。
牛黄を含む処方を提案した。内服開始後10日程度で10段階中4まで症状緩和、その後2ヶ月後には殆ど消失(10段階中1)する事となる。
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腎炎
病名
- IgA腎症 疑い
経過
健康診断で時々血尿にて指摘があったが放置していた。3年前から血尿の量が増えている事を指摘されて精密検査を受ける。腎生検を勧められたが腎機能異常と自覚症状はないため見合わせているとの事で、4ヶ月おきに病院は受診しているが血尿は不変のため相談を受ける。漢方薬を開始したが自覚症状自体は無く尿検査と血液検査の数値にてフォローする。内服開始後9ヶ月目に、16ヶ月連続で続いた血尿は陰性となりった。ただその後も3回に1回程度血尿指摘がある程度で病院のフォローアップも6ヶ月となった。
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慢性腎不全 50代男性
病名
- 慢性腎不全
- クレアチニン上昇
-
高血圧症
-
高尿酸血症
-
脂質異常症
-
糖尿病
現病歴
ちょうど50歳の時健康診断でクレアチニン値が上昇し指摘される。発見当初のクレアチニン値は1.3であった。それまで仕事体質で暴飲暴食もあり運動する時間もなく体重は90kg程度であった。
高血圧・糖尿病・脂質異常の薬は30台後半から内服している。徐々にクレアチニン値が上昇傾向のため漢方薬を併用希望あり。
病状
- 肥満体質 体重92kg 身長163cm
- 夜間頻尿 4〜5回
- 両下肢浮腫
- クレアチニン値 来院時 1.5mg/dl
- 尿素窒素 来院時 31mg/dl
経過
検査結果・症状などから、血液の流れが悪い状態の瘀血(オケツ)と判断し三七人参(→特色ある生薬 三七人参)と牛黄(→特色ある生薬 牛黄)と熊胆(→特色ある生薬 熊胆)を併用し服用開始する。漢方薬だけでは効果が乏しいため食事指導を実施することとなる。
4ヶ月程度継続した段階で体重は8kg減少し84kgまでの減量に成功する。漢方薬だけでここまでの例はあまりないが、食事の見直しを併用した結果だと考える。減量できたため10ヶ月目には病院から処方される薬も減量でき、結果的に腎臓への負担も減った結果となる。
現時点で3年経過するが体重は75〜78kg程度を推移、腎不全の状態はクレアチニン値1.3〜1.6で推移し横ばいの状態で経過良好である。
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