1830年創業 和薬・漢方 本草閣 名古屋鶴舞

ふるかはひでたか 小展示「本草画」at 本草閣 ご案内2023年02月18日

みなさん こんにちは!
最近朝起きると、霞がかかった空に春を感じますね。
いかがお過ごしですか。

さて、本日はこちらのHPやインスタグラムでもお知らせしております
【ふるかはひでたか 小展示「本草画」at 本草閣】のご案内です。
連日多くの方にお越しいただき、誠にありがとうございます。

こちらの小展示は、美術作家のふるかはひでたか先生による
本草画をモチーフにした展示となりますが
作品は植物だけでなく、動物を主とした作品もあり
その技法だけでなく、元となる作品の背景までもを存分に感じていただける展示となっております。

展示は2023年2月20日(月)までとなっておりますので、まだご覧になっていない方は
ぜひこの機会にふるかは先生の作品と、本草画の奥深さに触れられてみてはいかがでしょうか。

実は・・・
この展示の準備は盛夏を過ぎた頃から始まったのですが、その取材に中の人もご一緒させていただきました。
ふるかは先生と、本草閣所蔵の「本草図譜」をあれこれと見ながら
「力作だね」、「これはちょっと気を抜いて描いたね」、「この部分がとてもよいね」
といった他愛もない会話をしながらの時間はとても楽しく
また、先生の博識ぶりには驚き、午後の数時間はあっと言う間に過ぎていきました。

その後何度か取材ややり取りを重ね、数カ月後、作品が出来上がったとの連絡をいただきました。
それは作品の数点を写真データにして物でしたが、予想を超えた「本草画」が出来上がっていた事に衝撃を受け
ふるかは先生の絵と想いとを改めて知るところとなりました。
ふるかは先生が小展示の紹介文の中で仰った「本草画へのリスペクト」とは
すなはちそれを忠実に描き、今なお使われている生薬を描くことではないかと。
この想いは、お客様のお話しを伺い、生薬を合わせる本草閣で見る事により息づくのかもしれません。
そして展示が始まって1週間、今ではすっかり店舗に馴染んでしまった作品たちは
「本草画」と「生薬」、そして今まさにここという「時間」を繋ぐ作品として静かに私たちを見守ってくれています。

この様な時間もあと数日かと思うととても名残り惜しいですね。
今週の日曜日(19日)は10-17時までご覧いただけます。
通常の薬局業務はお休みですが、その時間が止った中で見る作品はまた一味違うかもしれません。

ふるかはひでたか 小展示「本草画」at 本草閣
ART NAGOYA Special展
会場:和薬・漢方の本草閣 鶴舞本店
2023年2月10日(金)~2月20日(月)
10:00-19:00
※19日(日)10:00-17:00(薬局の業務営業はございません)

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