瓦茸(かわらだけ)2020年04月18日
キノコシリーズ第三回
瓦茸
昔、日本の薬用キノコとして愛用されてきたキノコの1つ。
枯れ枝や切り株などに屋根瓦状に重なり合って生え、半円形または扇形のため、この名がついたと考えられます。
漢方界では、昔から今でも根強い人気があり、霊芝と共に一緒に飲まれることもよくあります。
瓦茸(かわらだけ)の菌糸体から抽出・精製されたクレスチンは、
かつて第一三共製薬より医薬品の制がん剤として認められおりました。
このクレスチンは、担癌により低下した免疫応答機構を改善・回復することにより抗腫瘍作用を発揮すると考えられております。
現在は食品として日々の養生、免疫として漢方界のみならず食品界では重宝されているキノコの1つです。